電子辞書の中国語を片手に中国へ飛び込んでみませんか
経済成長はとどまるところを知らず注目を浴び続ける中国ですが、中国語を勉強したいなら電子辞書を利用するのが一番です。私は学生時代、中国に留学や観光で何度か渡航しました。 その頃は電子辞書はあまり一般的ではなかったので、そのたびに辞書を持参していました。
ガイドさんがいるようなツアーなら辞書は必要ないでしょう。 しかし自分でホテルや航空券を手配したり、バスやタクシーで観光地を巡ったり、夜行列車に乗って大移動したり、そんな旅行のときは辞書が不可欠です。 コンパクトな東方書店の精選日中・中日辞典は命綱で欠かせない旅の相棒でした。
語学留学の場合はそれでも足りません。大学の寮に住んで朝7時半から中国語オンリーの大変ハードな授業が始まり、毎日どっさりと宿題も出ます。愛用していた北京商務印書館・小学館共同出版の中日辞典や、当時国内1位の辞書と言われていた、愛知大学編の中日大辞典まで持っていった記憶があります。 スーツケースの中は衣類より辞書が幅を利かせていました。重くて大変でしたし実際には日常の会話やとっさの時など、アナログな辞書を引いている時間はありませんでした。
日本でも一時期中国語の塾に通っていました。当時は、同じクラスにいるビジネスマンたちさえアナログな辞書を使っていたものです。しかし現在は日中、中日辞典も電子辞書に入っています。
師匠と呼び、時に枕にしていた中日辞典
私たちが時に師匠と呼び、時に枕にしていた最もポピュラーな中日辞典である北京商務印書館・小学館共同出版版は、カシオやセイコー、シャープ、キヤノンなど、多くの電子辞書で使用することができます。 あの日中大辞典も電子辞書に搭載可能とのことです。
電子辞書には他にも大修館書店の中国語新語ビジネス用語辞典や、実業之日本社のわがまま歩き旅行会話、さらにDHCの中国語会話とっさのひとこと辞典、JTBのひとり歩きの中国語自遊自在など、旅行で、ビジネスシーンで、ちょっと使いたいときに大変便利な辞書や書籍が搭載されているものもあります。 辞書だけではありません。
中国語を学んだ者なら一度は名を聞く相原茂先生監修の「挑戦!中国語なぞなぞ200」など楽しいコンテンツもあるようです。
中国語は発音が命
中国語といっても普通話と呼ばれる北京近辺の標準語、香港などで通用する広東語、台湾語、上海語といろいろあるのですが、それらを網羅しているものもあります。
旅行はもちろん、ビジネスならコンパクトで多機能、高機能な電子辞書はまさに救世主です。更に発音を聞くことができるものも嬉しいポイントです。
中国語は発音が命で、特に四声や巻舌音、ウムラートなど、日本語には無い発音は難しいです。実際に耳で聞ければこんなに心強いものはありません。あなたも電子辞書を片手に中国へ飛びこみ、生きた中国語をマスターしてみませんか。